富山県は関東からのアクセス環境も整っており、観光を楽しむことができる魅力あるエリアです。
北陸新幹線を使えば、東京駅から富山まで2時間半程度で行くことができます。また、富山の有名な温泉地である宇奈月温泉に行く場合には、その一つ手前の黒部宇奈月温泉駅で降り、20分程度移動すれば到着します。その先の金沢のほうが注目されがちですが、実は富山のほうが距離的にも東京に近く、観光客も金沢に比べると少ないのでゆっくり過ごせておすすめです。
ホタルイカやシロエビ、寒ブリなど海の幸も豊富にあり、また立山黒部アルペンルート、世界文化遺産に登録されている五箇山の合掌造り集落など見どころもたくさんあります。富山県八尾地区で9月に行われる「おわら風の盆」は毎年25万人もの観光客が訪れるほど人気があるイベントです。
北陸新幹線が全通すれば、富山は東京だけでなく、新大阪ともつながる街になります。金沢よりも東京に近く、またそのまま乗って新大阪まで移動できるというのは、かなり魅力的です。実現するのは少し先にはなりますが、そうなると富山という場所がさらに注目されるのは間違いないでしょう。
北陸方面は飛行機で行ったほうが時間も短時間で、価格の面でもリーズナブルなのが現状です。とはいえ、空港から中心街まで移動することを考えると、新幹線を利用したほうがスムーズに目的地へと到着しやすいため、便利になった現在でも列車の旅を愛好する人も多いようです。
北陸新幹線が延長することによって、今後富山が注目される街になるかもしれません。